私たちの技術
肉厚3.5mmを実現した、軽量中空鋳鉄カムシャフトをはじめとした、きらりとひかる独自技術をご紹介いたします。
01軽量化と高性能を両立する中空鋳鉄カムシャフト
当社は、FCチルカムおよびFCD高周波焼入れカムシャフトの両仕様に対応し、お客様の要求性能やコストに応じた最適な提案を行っています。
独自の特許技術により、全長480mm、鋳抜き深さ430mm(非貫通)の中空構造において、鋳鉄製カムシャフトとして極めて薄い肉厚3.5mmを実現しました。軽量化による回転慣性の低減により、エンジン性能向上や燃費改善に貢献します。また、薄肉化による材料使用量の削減は、コスト低減や環境負荷低減にも寄与します。
FCチルカムでは優れた耐摩耗性を、FCD高周波焼入れカムシャフトでは高強度·高靭性を実現し、用途に応じた幅広い要求に対応。ヤマハ発動機グループで長年培った鋳造技術により、設計初期段階からの最適提案が可能であり、試作から量産まで一貫して対応し、高品質かつ安定した供給体制を実現しています。二輪車、四輪車、船外機向けカムシャフトとして豊富な量産実績を有し、多様なパワートレインにおいて培った技術とノウハウで、お客様の製品開発を支援します。
02HYPER CAST
HYPER CASTとはHamakita Yield Pressure Energy Reduction CASTingの略で、高い歩留り効果と高品質を両立させた弊社独自の鋳造法です。
従来の重力鋳造は、製品部をつくるために、押湯・湯道・湯口とすべてのキャビティ―に溶湯を充填させるのに対し、HYPER CASTは、少なく注湯された溶湯を、圧縮空気で製品と押湯に溶湯を充填させ、さらに砂を吹き込むことで溶湯を閉じ込め、湯口・湯道の溶湯削減を実現する革新的なエコ鋳造法です。
当工法は第32回素形材産業技術賞において最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞するなど高い評価をいただいており、すでに量産化されています。
03現場改善力
私たちはより高い生産性、安全性を求めて、常日頃より改善を進めています。
設計・製作できるものは何でも自分たちで作ってしまう、豊かな創造力と高い技術力・技能を兼ね備えたプロフェッショナル集団です。
自動鋳型穴開け装置開発
ヤマハ発動機の技術支援による技術開発
浜北工業生産ライン速度16秒間内に24箇所鋳型へのガス抜け穴を開けることが可能な高速動作特殊直交ロボットです。
画像認識システム(HYPER CAST)開発
ヤマハ発動機の技術支援による技術開発
注湯後の加圧位置および溶湯量を専用カメラにて撮影し、生産装置の制御を行っています。
鋳型安定剤 自動噴霧ロボット開発
弊社・県内企業との共同開発
鋳型安定剤をロボットで自動噴霧し、安定した、均一な塗布量を可能としました。ヤマハ発動機の支援と県内企業とわが社による共同開発により実現。
歪みガイド除去装置開発
弊社・市内企業との共同開発
製品につながっている歪みガイドをエアハンマーで打ち抜きます。人の力で行わないため、作業負荷軽減に貢献しています。浜松の企業とヤマハ発動機とわが社による共同開発により実現。
その他の事例